出しの必要性

ミネラル不足の日本人

私たちの周りにある土や水にはミネラルがあまり含まれていません。
そんな軟水地帯に住む日本人は、ミネラル不足にならないように注意しなければなりません。
では、どうすればいいのでしょう?
海に囲まれた日本、ありがたいことに海にはミネラルがたくさんあります。
日本の風土にあった食事を心掛け、海のものから積極的にミネラルをとるようにするのが良いと考えます。

ミネラルは5大栄養素の一つです。
5大栄養素とは、人が生きていくうえで必要な、タンパク質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンのことです。
タンパク質・脂質・炭水化物は体をつくり、動くエネルギー源となり、不足すると痩せたり元気がなくなったりと比較的わかりやすい症状がでます。
一方体の調子を整えたり、骨や歯をつくるミネラル・ビタミンは、不足してものすぐに病気になるわけではなく、じわじわと不調になっていくのが怖いところです。

日本は軟水地帯

市販のミネラルウオーターのラベルには成分が書いてあります。
成分表のカルシウム含有量を見てみましょう(100ml当たり)

六甲のおいしい水 (日本)  0.65mg
ゴッチアブルー(イタリア) 9.95mg
ゲロルシュタイナー(ドイツ) 36.00mg
コントレックス(フランス) 46.80mg

これを見ると日本の水がヨーロッパに比べていかにミネラルが少ないかがわかります。
水にミネラルが少ないということは、土層中にもミネラルが少ないということです。
そんな土壌で育つ農作物はミネラルが少ないので、不足を補う肥料を与える必要があります。
ヨーロッパなどに旅行してミネラルが豊富な土地で育った果物や野菜の美味しさに驚く、これも検証の一つです。

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